こんにちは、ファミリーサイクルラボのりぃです。
私は5年前にギュット・クルームR・DXを購入し、下の子が生まれてからは前乗せチャイルドシートも後付けして使っています。私は156cmなので高身長ではないのですが、園の送迎では背の高いママやパパが子乗せ電動自転車に乗っている姿をよく見かけます。
そこで気づくのが、背が高いからといって、みんな26インチを選んでいるわけではないこと。私と同じような20インチに乗っている方もかなり多く、感覚的にはむしろ20インチのほうをよく見かけます。
子乗せ電動自転車のサイズ選びでは、身長とタイヤの大きさだけを合わせても十分ではありません。サドルを上げたときの膝の曲がり方、前乗せチャイルドシートとの距離、ハンドルまでの余裕、停車したときの足つきまで見ておきたいところです。
さらに夫婦で共用するなら、「背が高い人が乗れるか」だけではなく、小柄な人の高さまでサドルを戻せるかも大切。この記事では、高身長の方が子乗せ電動自転車を選ぶときに確認したいポイントを、現行モデルのサイズと私自身の子乗せ経験を交えながら紹介します。
- 高身長でも20インチを選べる理由
- サドル高や全長で比較する方法
- 前乗せシートと膝の干渉の確認方法
- 夫婦で共用するときの試乗ポイント
高身長は26インチ一択ではない

高身長向けの子乗せ電動自転車を探すと、最初に気になるのが20インチと26インチの違いだと思います。見た目だけなら26インチのほうが大きいため、「背が高いなら26インチ」と考えたくなりますよね。
でも、子乗せ電動自転車ではタイヤサイズと乗る人に合うサイズは同じ意味ではありません。ここを分けて考えると、候補を必要以上に狭めずに済みます。
20インチでも高身長に対応できる
20インチだから高身長には小さすぎる、ということではありません。
たとえばヤマハのPAS babbyは20インチですが、メーカー自身が「高身長の方でも足回りゆったり」と案内し、夫婦で共用しやすい設計としています。現行モデルのサドル高は725~875mm、全長は1,805mmです。
一方、パナソニックのギュット・アニーズ・DX・26は26インチで、メーカーが「長身の方も乗りやすい26型モデル」と案内しています。サドル高は760~880mm、全長は1,870mm、ハンドル高は1,030~1,070mm。
つまり、20インチか26インチかだけでは決められません。高身長の方はサドルの最高位置やハンドルまでの距離、膝周辺の空間まで含めて比べるのがポイントです。(出典:ヤマハ発動機「PAS babby」公式製品情報)
26インチには長身向けモデルもある
もちろん、26インチを選ぶ意味がないわけではありません。高身長の方にとって比較しておきたい代表的なモデルが、ギュット・アニーズ・DX・26です。
メーカーが長身の方も乗りやすいモデルとして案内しているうえ、サドルを最高880mmまで上げられます。20インチのギュット・アニーズ・DXはサドル高735~860mmなので、同じシリーズでも違いがあります。
ただし、ここで注意したいのが「26インチなら180cmでも185cmでも必ず快適」という意味ではないこと。主要メーカーが掲載している乗車適応身長は基本的に「○cm以上」という目安であり、最大身長が示されていないモデルも多いです。
高身長になるほど、身長の数字だけではなく股下や腕の長さによる違いが出やすくなります。同じ180cmでも、脚が長い人と胴が長い人ではラクに感じるサドルとハンドルの位置が変わるんですね。(出典:パナソニック「ギュット・アニーズ・DX・26」公式製品情報)
20インチの低さにもメリットがある
子乗せ電動自転車では、単純に大きな車輪が使いやすいとも限りません。
20インチ車はチャイルドシートを比較的低い位置に配置しやすく、子どもの乗せ降ろしをするときに高さを抑えやすいのが特徴です。毎日の送迎では、この差が地味に効いてきます。
私が使っているギュット・クルームR・DXも20インチ。後ろに子どもを乗せ、さらに前乗せを後付けしてきましたが、子乗せ自転車では走っている時間だけでなく、停車して子どもを乗せたり降ろしたりする時間もかなり重要だと感じています。
詳しい乗せ降ろしの手順は、子乗せ電動自転車の乗せ降ろしと転倒を防ぐコツでも紹介しています。

サイズはサドル高と全長で見る
「子乗せ電動自転車のサイズ」を比較するときは、タイヤサイズ以外の数字にも目を向けてみてください。特に高身長の方なら、サドルの最高位置と車体全長はチェックしておきたいところです。
サドルの最高位置を確認する

高身長の方がまず確認したいのが、サドルをどこまで上げられるかです。
代表的なモデルを見ると、ギュット・アニーズ・DX・26は最高880mm、PAS babbyは875mm、ギュット・クルームR・EXは860mm。ブリヂストンのbikke MOB ddも公開仕様では高めまで調整できるモデルです。
| モデル | タイヤ | サドル高 | 全長 | 高身長目線の特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ギュット・アニーズ・DX・26 | 26インチ | 760~880mm | 1,870mm | メーカーが長身向けと明記 |
| PAS babby | 20インチ | 725~875mm | 1,805mm | 高身長でも足回りゆったりと案内 |
| ギュット・クルームR・EX | 20インチ | 730~860mm | 1,880mm | 前乗せ追加にも対応 |
| bikke MOB dd | 前24・後20インチ | 725~880mm | 1,810mm | 異径タイヤでサドル調整幅も広め |
数字だけを見ると、26インチと20インチで最高サドル高がほとんど変わらない組み合わせもあります。これが「高身長=タイヤが大きいほどよい」と言い切れない理由の一つです。
なお、モデルや年式によって仕様は変わります。購入するときは必ずその年式のメーカー公式仕様を確認してください。
全長だけでは姿勢を判断できない
フォーカスしたいもう一つの数字が、子乗せ電動自転車の全長です。ただし、全長が長ければ高身長向きという単純な話でもありません。
たとえばギュット・クルームR・EXの全長は1,880mmで、ギュット・アニーズ・DX・26の1,870mmよりわずかに長くなっています。それでもサドル高やハンドル高、フレーム形状は異なります。
全長には前輪から後輪までさまざまな部分が含まれるので、運転者が座る場所の広さを全長だけで判断することはできません。
そこで実車では、サドルに座ったときにハンドルが近すぎないか、背中を不自然に丸めていないかを見ます。数字は候補を比べるための入口。最後は身体を車体に合わせるのではなく、車体が身体に合うかを確認するイメージです。
適応身長の意味に注意する
メーカー仕様を見ると「乗車適応身長142cm以上」などと書かれています。
ここで「142cm以上なら185cmでも同じように乗りやすい」と考えるのは避けたいところ。適応身長の表示は、高身長側の快適性を保証する最大身長の表示とは限りません。
特に175cm、180cm、185cmと身長が高くなるほど、サドル上限だけでは判断しにくくなります。膝の位置、腕の伸び方、ハンドルとの距離まで確認してください。
サドルが足りないからといって、シートポストの限界表示を超えて引き上げるのはNGです。メーカーが定めた調整範囲で身体に合わない場合は、別モデルを比較しましょう。
高身長なら膝の余裕が重要
カタログの数字では見つけにくいのが「膝の居場所」です。特に前乗せチャイルドシートを使う予定なら、高身長の方ほど丁寧に確認したいポイントになります。
前乗せは膝との距離を確認する
私はギュット・クルームR・DXにOGKの前乗せチャイルドシートを後付けしています。
後付けタイプの前乗せは運転者のすぐ前にシートが来るため、ペダルをこいだときの膝との距離が気になります。私は156cmなので大きな問題になりませんが、脚の長い方なら同じ車体でも感じ方は変わるはずです。

確認するときは、ただまたがるだけでは足りません。実際にペダルを回し、左右の膝がシート後端へ近づきすぎないか見てください。
さらにハンドルを左右へ切ってみます。直進状態では余裕があっても、低速で曲がるときや駐輪場から出るときに膝や太ももが近くなる場合があるからです。
前乗せを使う高身長の方は「ペダルを回したとき」と「ハンドルを大きく切ったとき」の両方で膝の余裕を確認してください。
後ろ乗せは膝周りを確保しやすい
膝周りの空間だけを考えると、後ろ乗せを基本にしたモデルは比較しやすいです。
PAS babby、ギュット・アニーズ、ギュット・クルームRなどは後ろ乗せを基本にしたモデルなので、前方に大きな専用前乗せシートがあるモデルとは乗車姿勢が違います。
ただし、2人乗せにするため前シートを追加すれば条件は変わります。購入時は子ども1人の状態だけでなく、最終的に前後2人を乗せる予定があるかまで考えて選ぶと後悔しにくいですよ。

前後2人乗せにすると荷物の置き場所も変わります。私が実際にどうしているかは、子乗せ電動自転車の荷物問題と前後2人乗せの工夫で詳しく紹介しています。

窮屈な姿勢のまま選ばない
試乗して「一応こげるから大丈夫」で決めるのは、ちょっと待ってください。
サドルが低すぎれば膝が大きく曲がり、背が高い人ほど窮屈さを感じやすくなります。反対にサドルを上げすぎると、走っているときはラクでも停車時に足が届きにくくなる場合があります。
子乗せ電動自転車は一般的な自転車よりかなり重く、30kgを超えるモデルも珍しくありません。そこへ子どもと荷物が加わります。だから、ペダリングだけに合わせてサドルを高くすればいいわけではないんです。
高身長向けモデルを比較する
ここまでの条件を踏まえると、高身長の方が比較しやすいモデルが見えてきます。どれか一台が全員に合うわけではないので、身長だけで順位を付けるのではなく、特徴の違いから候補を選んでみてください。
26インチならアニーズDX26
26インチから探すなら、ギュット・アニーズ・DX・26は確認しておきたいモデルです。
メーカーが長身の方も乗りやすい26型と明記しており、サドル高は760~880mm。ハンドル高も1,030~1,070mmあり、高身長の方が比較するときの基準にしやすい一台です。
幼児2人同乗時の適応身長は162cm以上とされています。これは「162cm以上なら誰でも最適」という意味ではありませんが、小柄な方と共用する場合には確認しておきたい数字です。
ギュット・アニーズ・DX・26の実売価格を楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングで比較してから、近くの販売店で試乗するという順番なら、価格と身体への合いやすさの両方を確認できます。
なお、通販で購入する場合も、組み立て状態、初期点検、防犯登録、修理を依頼できる店舗などを確認してください。子どもを乗せる自転車なので、価格だけで購入先を決めないほうが安心です。
20インチならPAS babby
「高身長だけど20インチの低さも捨てがたい」という方はPAS babbyが候補になります。
サドル高は725~875mmで、メーカーが高身長でも足回りに余裕を持たせ、夫婦で共用しやすいモデルとして紹介しています。
最低側も725mmまで下げられるため、身長差のある夫婦で共用したい家庭にも注目しやすいところ。高身長のパパだけでなく、ママも同じ自転車に乗るなら「最高サドル高」と「最低サドル高」をセットで見るのがおすすめです。
20インチの子乗せ電動自転車を探すなら、PAS babbyをギュットやbikkeと価格・仕様で比較すると、自分の使い方に合うモデルが見つけやすくなります。
bikke MOB ddも比較候補
bikke MOB ddは前24インチ、後20インチという組み合わせが特徴です。現行の公式情報では適正身長142cm以上、3人乗り時152cm以上、重量33.5kgとなっています。
前後とも同じタイヤサイズではないため、「20インチか26インチか」という二択では収まらないモデルですね。
高身長の方にとってはサドルの調整幅と実際の膝の角度を確認しつつ、33kgを超える車体を駐輪場で扱えるかも試したいところです。
ギュット・PAS・bikkeの違いをもう少し広く見たい方は、ビッケ・ギュット・パスの比較と選び方も参考にしてください。

夫婦で共有するなら調整幅を見る
子乗せ電動自転車は、ママだけ、パパだけが乗るとは限りません。平日はママ、休日はパパという家庭なら、身長差への対応も購入前に確認しておきたいポイントです。
最高と最低の両方を確認する
高身長の方が選ぶときはサドルの最高位置に目が向きます。でも夫婦で共有するなら、最低位置も同じくらい大切です。
たとえば身長180cmのパパには高い位置が必要でも、156cmの私が同じ自転車へ乗るならサドルをかなり下げることになります。
つまり「パパに合わせたらママが乗りにくい」「ママに合わせたらパパの膝が窮屈」という状態を避ける必要があります。
毎回工具が必要な調整だと、日常ではだんだん面倒になります。そのため、サドルの上げ下げがしやすいか、2人それぞれの位置へすぐ戻せるかも実車で触ってみてください。
ハンドル位置も共有しやすさを左右する
サドルだけ合わせても、上半身が窮屈な場合があります。
背の高い方が乗ったときにハンドルが近すぎると、腕や肩に余裕がなくなることも。一方、小柄な方には遠すぎる位置が扱いにくい場合があります。
特に子どもを乗せると、低速で細かくハンドル操作する場面が増えます。駐輪場や園の入口で切り返すこともありますよね。だから、ただ真っすぐ走った感覚だけで判断しないほうがいいと思います。
夫婦で共有する予定なら、できれば2人とも同じ日に試乗してください。それぞれがサドルを合わせ、発進、停止、低速での旋回まで試すと違いが分かりやすくなります。
前乗せ追加後まで想像する
今は子ども1人でも、数年後に2人乗せになる予定なら、その状態まで考えておきましょう。
私はギュット・クルームR・DXを購入したあと、前乗せシートを追加しました。後ろ乗せだけだったときと比べると、当然ながら運転席周辺の感覚は変わります。
前乗せを追加すると、膝との距離だけでなく、ハンドル操作や荷物の積み方にも影響します。これから2人乗せを考えている方は、ギュットクルームの前乗せ後付けについてまとめた記事も参考にしてください。

試乗で確認したいポイント

高身長の方ほど、最後は試乗が大切です。スペック表で候補を絞ったら、実際の送迎に近い姿勢で確認してみましょう。
サドルを自分の高さに合わせる
まずサドルを販売時の位置のまま乗らないこと。展示車は誰でもまたがりやすいよう低めになっている場合があります。
販売店で自分に合う高さへ調整してもらい、ペダルを下まで踏み込んだときに膝が窮屈すぎないか確認します。
その状態で停止し、車体を支えられるかもチェック。子乗せ電動自転車では、この2つを両立できる位置を探したいところです。
膝とハンドルの距離を見る
次に、普通にこいだときの膝とハンドルの位置を見ます。
前乗せチャイルドシートがあるなら、シートとの距離も確認。膝がギリギリ触れない程度では、厚手の冬服を着たり荷物を積んだりしたときに気になるかもしれません。
そしてハンドルを左右へ大きく切ります。駐輪場で方向転換するつもりでゆっくり動かしてみると、直進時には分からなかった窮屈さに気づくことがあります。
子どもと荷物も想定する
可能なら販売店に相談し、実際の利用状況に近い状態を確認してください。
空の自転車は扱いやすくても、子どもと荷物が加わると印象はかなり変わります。特に30kgを超える車体では、走行中よりもスタンドを立てる、後ろへ引く、駐輪位置を少し直すといった動作で重さを感じやすくなります。
前カゴに園バッグや買い物袋を入れる予定なら、その姿勢もイメージしてください。ハンドル周辺の重さが変わるためです。
近くに希望モデルの試乗車がない場合は、子乗せ電動自転車のレンタルでサイズ感を確認してから購入を決める方法もあります。短い店頭試乗だけでは分かりにくい場合の選択肢として覚えておくと便利です。
高身長でも安全性を優先する
身体に合うサイズを探すことは大切ですが、子どもを乗せる以上、安全に扱えることが前提です。サドルを高くして姿勢をラクにすることだけを優先しないようにしましょう。
足つきとペダリングを両立する
スポーツ自転車なら、効率よくペダルを回せる高さを重視する場面があります。しかし子乗せ電動自転車では、停止時に子どもを乗せた重い車体を支えることも重要です。
高身長の方でも、サドルを上限まで上げる必要があるとは限りません。膝が窮屈にならず、それでいて停止時に安心して支えられる位置を探してください。
特に子どもが後ろで急に動いたときは、停車中でも車体のバランスが変わります。「足が一応届く」ではなく、自分が確実に支えられる感覚を優先したいところです。
2人乗せは対応車を選ぶ
子どもを前後に2人乗せる場合は、どの自転車でもチャイルドシートを2つ付ければよいわけではありません。
幼児2人を同乗させる場合は、幼児2人同乗用自転車として基準に適合した車体を、メーカーが指定する組み合わせで使用する必要があります。
また、子どもの年齢、身長、体重についてもチャイルドシートごとの使用条件があります。購入時だけでなく、成長に合わせて定期的に確認してください。
チャイルドシートの取り付け位置やサドル・ハンドル周辺を、高身長対策としてメーカー指定外の方法で変更するのは避けましょう。標準の調整範囲で身体に合わない場合は、別の車種を比較するほうが安心です。
駐輪場のサイズも忘れない
高身長向けに26インチを選ぶ場合、駐輪場との相性も確認しておきたいです。
ただし「26インチだから必ず全長が長い」とも限りません。先ほど紹介したように、20インチのギュット・クルームR・EXは全長1,880mm、26インチのギュット・アニーズ・DX・26は1,870mmです。
タイヤサイズではなく、実際の全長・全幅、チャイルドシート、レインカバーまで含めて考えてください。
マンションの2段式ラックや前輪を入れるタイプの駐輪機では、タイヤ幅やチャイルドシートが影響する場合もあります。自転車を買ってから「家の駐輪場に入らない」となるのは避けたいですよね。
購入前チェックをしておこう

最後に、高身長の方が店頭で確認したい内容をまとめます。スマホでこの記事を見ながら試乗してもらって大丈夫です。
身長より身体との相性を見る
まず確認したいのは、カタログに書かれた適応身長ではなく、自分が実際に乗ったときの姿勢です。
サドルをメーカー指定範囲で合わせ、ペダルを回したときに膝が窮屈ではないか。ハンドルまで自然に手が届くか。前乗せがあるなら膝や太ももが近すぎないか。そして停止時に車体を支えられるか。
この一連の動きを確認できれば、「身長○cmだからこのサイズ」という選び方より、ずっと自分に合う一台を探しやすくなります。
夫婦それぞれで試してみる
共有するなら、できれば夫婦それぞれで乗ってください。
高身長のパパが快適でも、ママにはサドルが高すぎるかもしれません。反対にママに合わせた設定では、パパの膝が窮屈になることもあります。
サドルを2人の位置へ簡単に変更できるか、ハンドル操作に違和感がないかまで確認できると安心です。
あなたが毎朝サドルを調整するとしたら、その作業を面倒に感じないでしょうか。こういう小さな部分が、数年間使う子乗せ電動自転車では意外と大きな差になります。
毎日の動作まで試す
購入前にできれば、次の動作を一通り試してみてください。
- 自分に合わせてサドルを調整する
- ペダルを回して膝の角度を見る
- ハンドルを左右へ大きく切る
- 停車して車体を支える
- スタンドを立てて乗せ降ろしを想定する
- 車体を押して前後へ動かす
- 夫婦でサドル位置を切り替える
- 自宅の駐輪場へ収まる寸法か確認する
この確認で違和感が残るなら、無理にそのモデルへ決めなくて大丈夫。20インチと26インチの両方を乗り比べてみてください。
高身長の子乗せ電動自転車FAQ
高身長の方が子乗せ電動自転車を選ぶときに、特に迷いやすい疑問へまとめて回答します。
高身長向け子乗せ電動自転車のよくある質問(FAQ)
Q1. 身長180cmなら26インチを選ぶべきですか?
A. 26インチだけに絞る必要はありません。ギュット・アニーズ・DX・26はメーカーが長身の方も乗りやすいモデルとして案内しているので有力な比較候補ですが、20インチのPAS babbyも高身長の方の足回りに配慮した設計です。180cm前後になると股下や腕の長さによる違いも大きくなるので、両方を試乗して膝とハンドルの位置を確認するのがおすすめです。
Q2. 20インチは高身長だと窮屈ですか?
A. 必ずしも窮屈ではありません。タイヤ径とサドル高は別に考える必要があります。20インチでもサドルを高く調整でき、高身長での利用を想定したモデルがあります。タイヤサイズだけで候補から外さず、実際の乗車姿勢を確認してください。
Q3. 前乗せは高身長だと膝が当たりやすいですか?
A. 脚の長さやシート位置によっては、前乗せシートと膝の距離が気になることがあります。試乗では直進時だけでなく、ペダルを回しながら膝の位置を見て、ハンドルを左右へ切ったときの太ももとの距離も確認してください。後付け前乗せを予定している場合も、装着後の空間を販売店で確認しておくと安心です。
Q4. 子乗せ電動自転車の全長は長いほど高身長向きですか?
A. 全長だけでは判断できません。20インチでも26インチより全長が長いモデルがあります。高身長との相性を見るなら、全長と一緒にサドル高、ハンドル位置、フレーム形状、膝周辺の空間を確認してください。全長は駐輪場との相性を見る数字としても役立ちます。
Q5. 身長差のある夫婦でも同じ自転車を共有できますか?
A. サドルの調整範囲に2人の身体が収まり、それぞれ安全に扱えるモデルなら共有できます。PAS babbyのように夫婦での共用を意識したモデルもあります。ただし、サドルだけでなくハンドルまでの距離や停止時の足つきも違うため、可能なら夫婦2人で試乗するのが確実です。
高身長は姿勢まで確認して選ぼう
高身長向けの子乗せ電動自転車を探すと、どうしても「20インチと26インチのどちらがいいのか」に目が向きます。
でも実際には、タイヤサイズだけで身体への合いやすさは決まりません。20インチでも高身長で使いやすいよう設計されたモデルがありますし、26インチでも自分の股下や腕の長さに合うかは実車で確かめる必要があります。
特に確認してほしいのは、サドルを適切な高さまで上げられるか、ペダリング時に膝が窮屈ではないか、前乗せシートと干渉しないか、ハンドルまで自然に手が届くか、停止したときに車体をしっかり支えられるかという点です。
夫婦で共有するなら、サドルを高くできることだけではなく、低い位置へ戻せる調整幅も見てください。
そして私がいちばんおすすめしたいのは、子どもと荷物を乗せる毎日の姿を想像しながら試乗すること。きれいな店内で数メートル走るだけではなく、止まる、曲がる、押す、スタンドを立てるところまで試してみると、その自転車が自分に合うか見えやすくなります。
私自身は156cmで20インチのギュット・クルームR・DXを5年使っていますが、園では背の高いママやパパが20インチに乗る姿も、26インチに乗る姿も見かけます。だからこそ「高身長だからこのサイズ」と決めつける必要はないと思っています。
あなたと家族が毎日無理なく扱えること。それが、子乗せ電動自転車のサイズ選びではいちばん大切ですよ。






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