こんにちは、ファミリーサイクルラボ運営者のりぃです。
ギュットクルームに乗っていて、「後ろのチャイルドシートに荷物フックを付けられたら便利なのに」と思ったことはありませんか?S字フックやカラビナ、ベビーカーフック、100均グッズなどで代用できないか探している人も多いと思います。
特に、前乗せモデルは前かごがないため、保育園バッグや買い物袋の置き場に困りやすいですよね。また、ギュットクルームR・EXやR・DXでも、前かごに入りきらない荷物をどう運ぶか悩む場面があります。
わが家では、ギュットクルームR・DXを5年以上使っています。実際に後ろのチャイルドシートを確認し、S字フックやカラビナを取り付けられるか試してみました。
検証した結果、細めのS字フックはチャイルドシート背面の隙間へ掛けることができ、バッグを吊るすこともできました。一方で、一般的な大きさのカラビナは隙間に入らず取り付けられませんでした。
ただ、S字フックは固定されるわけではなく、引っ掛けているだけです。走行中の振動や段差で外れる可能性があり、実際に試した私としては、荷物を掛けたまま走る方法はおすすめできないと感じました。
この記事では、実車で検証した結果をもとに、ギュットクルームへ荷物フックを付けられるのか、S字フックやカラビナが使いにくい理由、代用品の注意点、安全に荷物を運ぶ方法まで、実体験を交えて詳しく紹介します。
- ギュットクルームに荷物フックを付けられるか
- S字フックやカラビナが使いにくい理由
- 荷物フックとして考えられる代用品と注意点
- 子どもと荷物を安全に運ぶ方法
ギュットクルームに荷物フックは付けられる?
まずは、多くの人が一番知りたい「ギュットクルームの後ろに荷物フックを付けられるのか」という疑問から整理します。
わが家のギュットクルームR・DXで試したところ、後ろのチャイルドシート背面にある四角い隙間へ、細めのS字フックを掛けることができました。バッグの持ち手をフックへ掛けることもできます。

ただし、この隙間は荷物フック専用として用意された場所ではありません。S字フックをロックしたり、外れないよう固定したりする構造でもないため、停車中にバッグを掛けられることと、走行中も安全に使えることは分けて考える必要があります。
実車で確認した結論
S字フックを掛けられる隙間はありましたが、フックは固定されません。カラビナは、今回試したサイズでは隙間へ通りませんでした。
結論、専用の荷物フックはない
ギュットクルームには、買い物袋やバッグを吊り下げるための専用荷物フックは標準装備されていません。
実際にわが家のギュットクルームR・DXで確認したところ、後ろのチャイルドシート背面にある四角い隙間へ、細めのS字フックを掛けることはできました。
ただ、実際に試した私としては、荷物を後ろへ掛ける方法はおすすめできません。
S字フックを掛けられる場所はありますが、荷物用として設計された専用の取り付け部分ではありません。
フックは隙間へ引っ掛けているだけなので、走行中の段差や振動で外れたり、荷物が大きく揺れたりする可能性があります。
引っ掛けられることと安全に使えることは別
実際にバッグを掛けてみると、停車中は問題なく支えられていました。そのため、一見すると「これなら使えそう」と感じます。
しかし、S字フックは穴へ通して固定する仕組みではありません。上方向へ持ち上げると簡単に外せる状態なので、走行中の段差や振動で同じような動きが起こる可能性があります。
特に、重い荷物や持ち手の硬いバッグは、揺れたときにフックへ大きな力が加わります。停車中に問題がなくても、走行中まで安全とは言えないと感じました。
荷物を運ぶなら純正の積載方法が安心
ギュットクルームR・EXやR・DXなら、まずは前かごを活用するのがおすすめです。前かごに入りきらない場合も、かご用ネットやカバーを使ったり、荷物を分けたりするほうが安心して走れます。
前乗せモデルの場合も、リュックや小分け収納などを組み合わせるほうが、安全性を保ちやすいと感じています。
私の結論
- S字フックを掛けられる場所はあった
- バッグを吊るすこともできた
- ただし固定されないため走行中の使用はおすすめしない
- 荷物は前かごやリュックなど本来の積載方法を優先するのが安心
後ろのチャイルドシートに付けられるか検証
わが家では、5年ほど前に購入したギュットクルームR・DXを使っています。後ろには標準のチャイルドシートがあり、前にはチャイルドシートを後付けしています。
普段は前かごへ荷物を入れられるため、日常の買い物で大きく困ることはありません。ただ、前かごに入りきらない日を想定し、後ろのチャイルドシートへS字フックとカラビナを取り付けられるか試しました。
S字フックを掛けられる隙間はあった

後ろのチャイルドシート背面には、中央付近に四角い隙間があります。細めのS字フックを試したところ、この隙間へ先端を入れて引っ掛けることができました。
さらに、S字フックへバッグの持ち手を掛けることもできました。写真のように、一般的なボストンバッグ程度の持ち手ならフックへ掛けられます。
見た目だけなら、「荷物フックとして使えそう」と感じますよね。実際、停車中にバッグを一時的に掛けておく用途なら便利そうです。
ただし、フックを手で上方向へ動かすと外せる状態です。フックの先端を穴へ完全に通しているわけではなく、外れ止めもありません。
自転車は、道路の継ぎ目や小さな段差でも上下へ揺れます。バッグが跳ねるとS字フックも一緒に持ち上がり、向きが変わったり、隙間から抜けたりする可能性があります。
S字フックへバッグを掛けられることは確認できましたが、走行中の使用を安全だと確認できたわけではありません。
私は実際に掛けてみて、段差で外れる可能性を考えると、バッグを吊るしたまま走るのは少し怖いと感じました。
カラビナは隙間へ通らなかった

次に、わが家にあった一般的な大きさのカラビナを試しました。
カラビナの先端を四角い隙間へ入れようとしましたが、開閉部分を含めた金具の厚みがあり、通すことができませんでした。
カラビナ自体が大きかった可能性もありますし、チャイルドシート側の隙間が小さかった可能性もあります。そのため、すべてのカラビナが使えないとは断定できません。
より小型で細いカラビナであれば、隙間へ通る可能性はあります。ただし、サイズを小さくすると、バッグの太い持ち手を入れにくくなったり、金具の操作がしづらくなったりします。
また、細い金具を樹脂部分へ通すと、荷物の重さが狭い範囲へ集中します。カラビナ本体が丈夫でも、チャイルドシート側が荷物の重さへ対応しているとは限りません。
実車で試した結果
- 細めのS字フックは背面の隙間へ掛けられた
- S字フックへバッグの持ち手も掛けられた
- S字フックは固定されず上方向へ動かすと外せる
- 今回試したカラビナは隙間へ通らなかった
- カラビナの大きさと隙間の小ささが原因と考えられる
前乗せの後付けについて詳しく知りたい場合は、ギュットクルームの前乗せを後付けする際の選び方も参考にしてください。

S字フックやカラビナが使えない理由
今回の検証では、S字フックについてはチャイルドシート背面の隙間へ掛けることができました。
そのため、正確には「まったく使えない」というより、掛けられても安全に固定できないため、走行中には使いにくいという結果です。
一方、わが家にあったカラビナは、開閉部分を含めた金具が隙間へ入らず、取り付けることができませんでした。
S字フックは外れ止めがない
S字フックは、開いた金具を引っ掛けて使います。取り付けや取り外しが簡単なのはメリットですが、自転車で使う場合は、その簡単さが外れやすさにもつながります。
チャイルドシート背面の隙間へ掛けることはできても、上方向への動きを止める仕組みはありません。段差を通ったときにバッグが跳ねると、S字フックも一緒に持ち上がります。
また、荷物が左右へ揺れると、フックの向きも少しずつ変わります。最初は開口部が内側を向いていても、走行中に回転して外側へ向くかもしれません。
フックが外れてバッグが道路へ落ちるだけでも危険ですが、バッグの持ち手やひもが後輪へ入ると、車輪が急に止まる可能性があります。
カラビナは開閉部分に厚みがある
カラビナは開閉部分が閉じるため、S字フックより外れにくい構造です。ただし、開閉部分を含めると金具に厚みがあります。
今回試したカラビナは、先端を隙間へ近づけることはできても、金具全体を通すことができませんでした。
小型のカラビナなら入る可能性はありますが、チャイルドシート専用品ではありません。隙間へ通るかどうかだけでなく、金具が樹脂へ食い込まないか、走行中に擦れないか、バッグが後輪へ近づかないかも確認する必要があります。
フックやカラビナ自体の耐荷重が高くても、自転車側の取り付け部分が同じ重さに耐えられるとは限りません。
金具へ大きな耐荷重が表示されていても、チャイルドシートの樹脂部分が荷物を吊るす用途に対応しているわけではありません。
耐荷重の数字だけでは判断できない
荷物フックを探すと、耐荷重8kgや10kgなどと表示された製品があります。ただし、その数字がどのような条件で測定されたものかは、製品によって異なります。
フック本体が壊れなくても、取り付け位置から外れたり、ベルトが回転したり、チャイルドシート側が傷んだりする可能性があります。
自転車は走行中に振動を受けます。段差や急停止では、静かに吊るしている状態より強い力が加わることもあるため、耐荷重はあくまで一般的な目安として考えたほうが安心です。
わが家でも試したが取り付けはおすすめしない

実際に後ろのチャイルドシートへS字フックとカラビナを試してみましたが、わが家では荷物を掛けたまま走る方法は採用しませんでした。
S字フックはチャイルドシート背面の隙間へ掛けることができ、バッグを吊るすこともできました。ただ、フックは固定されているわけではなく、引っ掛けているだけです。
停車中は問題なく使えそうに見えても、走行中は段差や道路の凹凸でバッグが上下に揺れます。そのたびにS字フックが持ち上がり、外れる可能性があることを考えると、安心して使えるとは感じませんでした。
また、今回試した一般的な大きさのカラビナは、チャイルドシート背面の隙間へ通りませんでした。より小さなカラビナなら取り付けられる可能性はありますが、わざわざサイズの合うものを探してまで使うメリットはあまり感じませんでした。
わが家は前かごを中心に使っている
わが家のギュットクルームR・DXには前かごがあるため、スーパーの買い物袋や保育園バッグは基本的に前かごへ入れています。
荷物が多い日は、リュックを併用したり、バッグを小分けにしたりして対応しています。そのほうが荷物が後輪へ近づく心配もなく、走行中のバランスも取りやすいと感じています。
実際に試した私の結論
- S字フックは掛けられたが走行には使わない
- 一般的なカラビナは取り付けられなかった
- 代用品を探すより前かごを活用したほうが安心
- 荷物は車体へ吊るすより、前かごやリュックへ入れる方法を選んでいる
荷物を掛けられることと、安全に使えることは別だと実感しました。子どもを乗せて毎日走る自転車だからこそ、便利さよりも安全性を優先したいというのが、実際に使ってみた私の結論です。
ギュットクルームR・DXを5年間使って感じたメリットやデメリットは、ギュットクルームR・DXを5年使った本音レビューで詳しく紹介しています。

無理に付けるのはおすすめできない理由
S字フックを掛けられる場所があっても、重い荷物を吊るしたまま走るのはおすすめしにくいです。
特に注意したいのが、フックの脱落、荷物の後輪への巻き込み、車体のふらつき、チャイルドシートの破損です。
フックが外れて荷物が落ちる可能性
S字フックには外れ止めがないため、段差でバッグが跳ねたときに、フックごと持ち上がる可能性があります。
バッグが道路へ落ちると、後ろを走る自転車や車にも影響するかもしれません。子どもを乗せた状態で急に止まったり、落ちた荷物を拾おうとしたりするのも危険です。
バッグが後輪へ巻き込まれる可能性
バッグ本体が後輪から離れていても、長い持ち手やショルダーベルトだけが垂れることがあります。
柔らかいバッグは、中身が片側へ寄ると形が変わります。停車中には届いていなかったひもが、走行中の揺れで後輪やスタンドへ近づく可能性があります。
後輪へひもが巻き込まれると、車輪が急に止まり、転倒するおそれがあります。子どもを乗せた電動自転車は重量があるため、一度傾くと支えるのも大変です。
片側の荷物でふらつきやすくなる
後ろのチャイルドシート中央へ掛けたつもりでも、バッグが左右どちらかへ寄ることがあります。
特に、発進直後や停車直前などの低速時は、荷物の偏りによる影響を感じやすいです。駐輪場で押し歩きするときや、子どもを乗せ降ろしするときにも注意が必要です。
ハンドルへの取り付けにも注意
後ろが難しいなら、ハンドルへフックを付けようと考える人もいるかもしれません。
ただ、ハンドルへ荷物を掛けると、バッグの揺れがそのままハンドル操作へ伝わります。袋がブレーキレバーやワイヤー、前輪付近へ触れる可能性もあります。
警察庁も、自転車は車両の一種であり、交通ルールを守って安全に利用するよう案内しています。荷物によって安全な操作が妨げられない状態を保つことが大切です。(出典:警察庁「自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転」)
子どもを乗せる自転車では、荷物の便利さよりも、フックの脱落防止、車輪への巻き込み防止、車体の安定を優先してください。
取り付けに不安がある場合は自己判断で加工せず、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ギュットクルームの荷物フック以外で荷物を運ぶ方法

荷物フックを付けるのが難しいなら、次に考えたいのが「どうやって荷物を運ぶか」です。
ギュットクルームはモデルによって前側の構造が異なるため、まずは自分が乗っている車種を確認すると対策を決めやすくなります。
前かごがあるRシリーズなら、基本は前かごを中心に使うのが安心です。一方、前にチャイルドシートがあるモデルでは荷物を置ける場所が限られるため、リュックや小分け収納、対応アクセサリーを含めて考えます。
荷物対策は次の順番で考えるのがおすすめです。
- 標準装備の前かごを使う
- ネットやカバーで荷物を固定する
- 背負えるバッグや小分け収納を使う
- 適合アクセサリーを販売店へ相談する
- 代用品は軽い荷物の補助に限る
前かごがあるRシリーズなら十分積める
ギュットクルームR・EXとR・DXは、後ろのチャイルドシートを標準装備したタイプで、前側には大きめのバスケットがあります。
EXとDXの違いは、前かごの有無ではありません。RシリーズはEX、DXともに前かごを使えるため、日常の買い物や通園バッグは比較的載せやすいです。
重いものはかごの底へ入れる
わが家のR・DXでも、普段のスーパーの買い物、子どもの上着、保育園バッグ程度なら前かごで対応できています。
重い荷物は、できるだけかごの底へ置くのがポイントです。ペットボトル、牛乳、米、調味料などを上へ置くと、かご全体の重心が高くなり、ハンドルを切ったときに荷物が動きやすくなります。
重いものを下へ、軽いものを上へ入れるだけでも安定しやすくなります。壊れやすい食品は、タオルや空のエコバッグをすき間へ入れて固定する方法も便利です。
入る量と安全に運べる量は違う
大きな前かごには、つい荷物をたくさん入れたくなります。ただ、かごへ入る量と、安全に運べる量は同じではありません。
荷物が上へ大きく飛び出すと、ライトを隠したり、袋の持ち手が風で動いたりします。荷物がかごから出る場合は、かご用ネットやバスケットカバーで固定してください。
R・EXとR・DXに乗っているなら、まず前かごの使い方を見直すのがおすすめです。
- 重い荷物はできるだけ低い位置へ入れる
- 袋の持ち手をハンドルへ掛けない
- 荷物が飛び出す場合はネットで固定する
- ライトやブレーキワイヤーをふさがない
入りきらない荷物は分けて運ぶ
前かごに入りきらない日は、後ろへ吊るす前に、荷物を分けられないか考えてみてください。
軽い上着や空のエコバッグはリュックへ入れ、重い食品は前かごへ置くと、車体のバランスを保ちやすくなります。
保育園の荷物が多い曜日は、前日に一部を持ち帰る方法もあります。買い物についても、飲料や米など重いものを別の日に分けると、走行がかなりラクになりますよ。
前かごが使えるRシリーズでは、無理に後ろへフックを増設するより、前かごとバッグを組み合わせるほうが安心です。
前乗せモデルは荷物置き場に困りやすい

荷物フックを探している人の多くは、前にチャイルドシートがあるギュットクルームに乗っているのではないかなと思います。
前側のスペースを子どもの座席が使うため、一般的な自転車のような前かごがなく、買い物袋の置き場に困りやすいんですよね。
子ども2人と荷物を運ぶのは大変
前乗せモデルで後ろにもチャイルドシートを付けている場合、前にも後ろにも子どもが乗るため、荷物を置ける場所がさらに限られます。
保育園バッグ、着替え、買い物袋、自分のバッグまで運ぼうとすると、フックが欲しくなる気持ちはよくわかります。
ただし、子ども2人を乗せている時点で車体全体はかなり重くなっています。さらに左右へ荷物を吊るすと、発進、停車、押し歩きのバランスへ影響する可能性があります。
リュックや小分け収納を活用する
前かごがない場合、背負えるリュックは現実的な選択肢です。荷物が車輪へ巻き込まれにくく、走行中に落ちる心配も減らせます。
ただし、大きすぎるリュックは後ろのチャイルドシートへ当たる場合があります。子どもの顔やヘルメットへ触れないか確認してください。
荷物は、大きなトートバッグひとつへ詰め込むより、小さめのバッグへ用途別に分けたほうが積みやすいこともあります。着替えやタオルを圧縮できる袋へ入れると、限られたスペースへ収めやすくなります。
適合アクセサリーは販売店へ相談する
前乗せモデルで荷物スペースを増やしたい場合は、自転車店へ相談するのもおすすめです。
モデルや年式によって、取り付け可能なバスケットやキャリアが異なります。ネットで見つけたパーツを自己判断で購入すると、寸法が合わなかったり、チャイルドシートと併用できなかったりする場合があります。
同じギュットクルームでも、前乗せモデルと後ろ乗せのRシリーズでは荷物事情が大きく違います。アクセサリー選びでは、EX・DXという名称だけでなく、前後どちらに標準チャイルドシートが付くタイプか確認してください。
代用品はあるがおすすめはしない
S字フック以外にも、ベビーカーフックや小型カラビナ、Oリングなどを代用品として使う方法があります。
ただし、これらはいずれもギュットクルーム専用に設計された製品ではありません。取り付けられたとしても、安全に荷物を運べることを保証するものではないため、私は積極的にはおすすめしません。
ベビーカーフックなら取り付けやすい場合もある
ベルクロベルトで巻き付けるタイプのベビーカーフックは、フレームやパイプ部分へ固定できるため、S字フックより取り付けやすい場合があります。
ただし、荷物の重さや振動によってベルトが回転したり、少しずつ緩んだりすることがあります。取り付ける場所によっては、バッグが後輪やチャイルドシートへ近づく可能性もあるため注意が必要です。
小型カラビナやOリングも万能ではない
小型のカラビナやOリングを組み合わせれば取り付けられるケースもありますが、今回わが家で試した一般的なカラビナはチャイルドシート背面の隙間へ入りませんでした。
仮に取り付けられたとしても、荷物を吊り下げた状態で安全に走行できるとは限りません。代用品を探すよりも、荷物の積み方を工夫するほうが安心だと感じています。
| 代用品 | 取り付け | 走行中の使用 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|
| S字フック | 掛けられた | おすすめしない | 固定されず外れる可能性がある |
| ベビーカーフック | 取り付けられる場合がある | おすすめしない | ベルトが回転・緩む可能性がある |
| 小型カラビナ・Oリング | サイズによる | おすすめしない | 適合や取り付け部分の安全性を確認できない |
代用品が取り付けられても、安全に使えるとは限りません。
子どもを乗せて走る自転車では、荷物を後ろへ吊るす方法よりも、前かごやリュックなど本来の積載方法を優先することをおすすめします。
代用品を使うときの注意点

代用品を使う場合に最優先したいのは、荷物が車輪、ブレーキ、スタンド、子どもの足へ触れないことです。
停車した状態で問題がなくても、走行中にはバッグが左右へ動きます。袋の中身が片側へ寄ると、思った以上に長く垂れ下がることもあります。
重い荷物を吊り下げない
フックの耐荷重が大きくても、重い荷物を吊るすと自転車全体のバランスが崩れます。特にハンドルやチャイルドシート周辺は、荷物の揺れが車体へ伝わりやすい場所です。
ペットボトルや飲料をまとめた袋、米、牛乳などは、前かごの底へ置くほうが安心です。
S字フックや代用品を使うなら、空のエコバッグ、軽い上着、薄手のブランケットなど、軽量なものに限るのが無難かなと思います。
フックへ掛けないほうがよい荷物
- 飲料や米など重さが集中するもの
- 長いひもが付いたバッグ
- 割れ物やこぼれやすい食品
- 後輪付近まで垂れ下がる大きな袋
- 子どもの足やベルトへ触れる荷物
子どもの乗せ降ろし前に外す
チャイルドシート周辺に荷物が掛かっていると、乗せ降ろしの際に自転車のバランスを崩しやすくなります。
まず自転車を平らで安定した場所へ停め、スタンドが完全に立っていることを確認します。そのあと荷物を外し、最後に子どもを乗せ降ろしする順番がおすすめです。
荷物を掛けたまま子どもを抱き上げると、一時的に左右の重量差が大きくなります。ここは面倒でも毎回確認したいポイントです。
走行前に固定状態を確認する
一度取り付けられたからといって、そのまま長期間確認せず使うのは避けてください。
S字フックなら、向きが変わっていないか、隙間から浮いていないかを確認します。ベルクロ式なら、ベルトが緩んでいないか、取り付け部分が回転していないかを見てください。
雨やほこり、繰り返しの着脱によって固定力が低下することもあります。走行前にバッグを軽く引き、外れないか確認しておくと安心です。
雨の日や子どもの手にも注意
雨の日は、ベルトや車体表面がぬれて滑りやすくなります。晴れた日に固定できていた場所でも、ベルクロ全体が回転したり、バッグの持ち手が滑ったりする可能性があります。
また、後ろのチャイルドシート周辺へフックを付ける場合は、子どもが手を伸ばして触れない位置か確認してください。
子どもがフックを動かしたり、バッグを引っ張ったりすると、走行中に荷物の位置が変わる可能性があります。金属製のフックでは、指を挟むことにも注意が必要です。
ギュットクルームで荷物フックは必要かまとめ
わが家のギュットクルームR・DXで実際に試したところ、後ろのチャイルドシート背面の四角い隙間へ細めのS字フックを掛けることはできました。
ただし、フックは固定される構造ではなく、走行中の段差や振動で外れる可能性があります。また、今回試した一般的な大きさのカラビナは取り付けられませんでした。
ベビーカーフックなどの代用品もありますが、いずれもギュットクルーム専用ではありません。実際に試した結果を踏まえると、荷物を後ろへ吊るす方法はおすすめできないというのが、わが家の結論です。
この記事のまとめ
- ギュットクルームに専用の荷物フックはない
- 細めのS字フックを掛けられる場所はあった
- 一般的なカラビナは取り付けられなかった
- ベビーカーフックなどの代用品も専用品ではなく、安全性には注意が必要
- 後ろへ荷物を掛ける方法はおすすめしない
- 荷物は前かごやリュックなど、本来の積載方法を優先するのがおすすめ
「掛けられるか」と「安心して使えるか」は別の話です。子どもを乗せて毎日走る電動アシスト自転車だからこそ、便利さよりも安全性を優先したいと、実際に使ってみて感じました。
わが家でも検証した結果、S字フックでバッグを吊るすこと自体はできましたが、毎日の送迎や買い物で使おうとは思いませんでした。荷物は前かごやリュックなどを活用し、車体のバランスを崩さない方法で運ぶほうが安心です。
ギュットクルームのモデル選びや、実際に5年間使って感じたメリット・デメリットについては、ギュットクルームで後悔しないための選び方や、ギュットクルームR・DXを5年使った本音レビューもぜひ参考にしてください。





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